2014年07月19日
ディーガン、売って下さい。 半分あげます。
ヴィブラホンの年代モノで最高峰。
アメリカ人のブロートマン氏が非常に自慢していたのを拝み倒して譲って貰ったのが約50年前。彼はサックス奏者で金持ち、ヴァイブは全く弾けないが骨董品感覚で買ったものらしい。日本には絶対に無いと言い切っていた。
ディーガン社が存在していたのは40年ほど前まで。一台一台 熟練工の手作りなので、人間の個性と同じく 微妙に音色が違うらしい。
50年は経っていると言われた中古品を 500ドルで譲って貰った。
家が800ドルで買えた時代の 500ドルです。 そろそろ 百歳カナ?
実は、自分もヴィブラホン奏者では無いので骨董品感覚でイズレ高値で売れるとの計算があったカモ。 練習してチョコット 弾いたけど。
神様的なヴィブラホン奏者ライオネル・ハンプトン氏が慰問演奏で那覇空軍将校クラブに入ったとき、これを見て驚き貸して欲しいと申すのでショウで使って戴いたら音色を褒めたうえ鍵盤の厚さが自分が持っている本物より凄いと言われました。 後で計ったら低音部の F(ファ)が 1.3cm ほどでした。 サインして貰うのを忘れたことを後悔してます。
ハンプトン氏は、ディーガンを世界的な名器にした立役者です。
どなたでも、結構。 これを売って下さったら 半額 差し上げます。
1億円なら5千万ずつ、1千万円なら5百万ずつ、1万円なら5千円?
いや、1 万円は駄目です。 プロの奏者、沖縄に弾きに来て!
鍵盤の状態は100%完璧。 さすが昔の、モーターがチャチで回転翼の動きに多少ムラあり。でも演奏には支障なし。自慢は、大きな竪琴状の表飾りと大型ブレーキのような踏み込みペダル。 鍵盤を外して覗いた回転翼は100年分の汚れが溜まったままです。
なお、売れた場合は沖縄渡しとさせて頂きます。
Posted by ジュンちゃん at 14:10│Comments(0)
│音楽よもやま話
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